プロトコル・パラメータ

リスナー、Oracle Names Server、Oracle Connection Managerは、プロトコル・アドレスによって識別されます。これらのサービスの使用を希望するクライアントも、同じアドレスで構成する必要があります。次の表で、サポートされているOracleプロトコルで使用するパラメータについて説明します。

プロトコル パラメータ 説明
IPC PROTOCOL 値としてipcを指定します。
IPC KEY サービスの一意の名前を指定します。サービス名を使用するか、サービスのOracleシステム識別子(SID)を使用することをお薦めします。
名前付きパイプ PROTOCOL 値としてnmpを指定します。
名前付きパイプ SERVER Oracleサーバー・コンピュータの名前を指定します。
名前付きパイプ PIPE データベース・サーバーの接続に使用するパイプ名を指定します。この名前は任意の名前にできます。
TCPおよびSSL付きTCP/IP PROTOCOL TCP/IPの場合は値としてtcpを指定し、SSL付きTCP/IPの場合は値としてtcpsを指定します。
TCPおよびSSL付きTCP/IP HOST コンピュータのホスト名またはIPアドレスを指定します。
TCPおよびSSL付きTCP/IP PORT リスニング・ポート番号を指定します。

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