「メソッド」タブでは、このクライアント・コンピュータが使用するネーミング・メソッドとその優先順位を指定できます。リストの先頭のネーミング・メソッドは、接続識別子、ネット・サービス名またはデータベース・サービスの変換に最初に使用されます。名前を変換できない場合は、リストで次に指定されているメソッドが使用されます。
接続リクエスト時には、クライアントはリストされた最初のネーミング・メソッドに接続し、接続識別子の接続記述子に変換するよう試行します。クライアントは次に、接続記述子で指定されたリスナー・アドレスにリクエストを送信します。
Oracle Netは、次のネーミング・メソッドのサポートを提供します。
ローカル・ネーミング(TNSNAMES
)
ディレクトリ・ネーミング(LDAP
)
ホスト・ネーミング(HOSTNAME
)
簡易接続ネーミング(EZCONNECT
)
ネットワーク情報サービス(NIS
)
「使用可能なメソッド」リスト
選択可能なネーミング・メソッドが表示されます。
「選択メソッド」リスト
選択しているネーミング・メソッドが表示されます。リスト内のネーミング・メソッドの順序によって、Oracle Netで各ネーミング・メソッドが試行される順序が決まります。
< ボタン
「使用可能なメソッド」リストで選択したネーミング・メソッドを、「選択メソッド」リストに移動します。
> ボタン
選択しているネーミング・メソッドを、「選択メソッド」リストから「使用可能なメソッド」リストに移動します。
「上へ」ボタン
「選択メソッド」リスト内で、選択したネーミング・メソッドを上に移動します。Oracle Netは、最初のメソッドを使用してネット・サービス名またはデータベース・サービス名を変換しようとします。最初のメソッドを使用できない場合は、2番目以降を順番に使用します。
「下へ」ボタン
「選択メソッド」リスト内で、選択したネーミング・メソッドを下に移動します。
デフォルト・ドメイン
ほとんどのクライアント・リクエストが発生するネットワーク・ドメインの名前を指定します。この領域として、クライアントが常駐しているドメインや、クライアントがネットワーク・サービスを頻繁に要求する場所のドメイン名を指定できます。
これを設定すると、このドメイン名がすべての未修飾名に自動的に追加されます。
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