cman.oraファイル

Oracle Connection Managerパラメータと同様に、着信リクエスト、ローカルおよびリモート・コマンドのプロトコル・アドレスを指定する構成ファイル。Oracle Net Managerでは、このファイルの構成をサポートしていません。このファイルは、手動で構成する必要があります。

cman.oraファイルは、次の位置のいずれかに格納されている必要があります。

  1. 環境変数TNS_ADMINで指定されたディレクトリ。Windows NTで環境変数TNS_ADMINが変数として定義されていない場合は、レジストリに含まれている可能性があります。

  2. ノードのグローバル構成ディレクトリ。Sun Solarisでは/var/opt/oracleです。Windows NTには集中化されたディレクトリはありません。

  3. UNIXでは$ORACLE_HOME/network/adminディレクトリ、Windowsオペレーティング・システムではORACLE_HOME \network\adminディレクトリです。

詳細は、Oracle10i Net管理者ガイド「Oracle Connection Managerの構成と管理」の章を参照してください。

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